Spica*

プログラミングの話。

ピアノの練習を始めてしばらく経ったので感想とか

最近誰か身内以外と話したり、ブログを書いて自分の考えを整理したりする機会というのを設けていないなぁと思い、ここ最近趣味でやってるピアノのことを書いてみる。 (自分向けのおっさんの戯言なので、面白いことは特にないです)

ピアノを触っていた経歴とか

  • 幼稚園の時、「鍵盤楽器」を初めて触った
  • 小学4年の時、数ヶ月程度電子キーボードを短い期間、音楽の先生に「やらされていた」ことがあった
  • 中学3年の時、小学4年のときに練習で使っていた電子キーボードを引っ張り出してきて数ヶ月遊んだ。それをきっかけに電子ピアノを親に買ってもらった
  • 高校1年の時、吹奏楽部にも入り、音楽にどっぷり浸っていた
    • さらにクラスにDTMが趣味である友達の影響も受け、間を空けつつ22歳くらいまでは作曲をして遊んでいた
    • ピアノはMIDI端子があったので、その間ピアノは作曲道具となっていた。

…といった経歴がある。(こう書き出してみると、鍵盤楽器に触っていた期間はすごく長いなぁ…)

とはいえ、どの期間においても「誰かに教えてもらった」期間が全くなく、ピアノのレベルでいえば初心者レベルのままだった。

その後、20代の間はほぼひたすらエンジニアとして仕事をしていた。音楽にふれることも全くなくなり、電子ピアノはただ場所を取る置物になっていた。「もうピアノはやらない」と思ったので、ピアノは立て掛けて邪魔にならないクローゼットの中にそっと仕舞った。

まだピアノに戻ってきた

ふと、31歳になったころ、エンジニアとしてもイマイチで「僕はどうなっていきたいかなー」ということ考えるようになった。バリバリ活躍してるとかなら良かったかもしれないけど、そういうわけでもなく。絵を書くことも、趣味でプログラム書くことも、曲作ることも、ピアノ触ることもなくなった。 そうなったときに、自分の人生に色をつけるものってなんだろう。ずっと楽しく続けれるものってなんだろうと考えたとき、思いついたのがピアノだった。

いつだってピアノの音ならずっと聞いてられていた。死ぬまでピアノの音を聞いていることは想像ができた。 といったところから、32歳のおっさんにもなってピアノを再開した。

ピアノは、以前から使っていた電子ピアノではなく、新しくCASIOの電子ピアノを購入した。 理由は、以前から使っていた電子ピアノはすでに古くなっていたこと、もともと使っていたのがカシオのピアノでありタッチの感覚が好きだったこと、角野隼人さんに影響されたこと。 今はピアノ1年半経って34歳なのだけど、今も続けられている。

ピアノの練習(開始編)

どうやって練習していけばいいのかが全くわからない。。これが最初の感想。 経緯にも書いたけれど、「誰かにピアノを教わった」という経緯がないので、どの順番で進むかがわからない。

吹奏楽部に居た頃、ピアノを練習していた人が居たので、「ハノンとかやるよね」「最初はバイエルからかな」「これやったらいいよ(と、バーナムの楽譜を数枚コピーしてもらった(※やっちゃダメです))」「ピアノやってて、次ソナチネなの」とかそういう話を聞いた程度。

おっさんなので、基礎が重要なことはわかる。 とりあえず簡単なものから「できないことをなくしていこう」という精神で、ネットで調べつつバーナム一巻を購入。(どうも最近はバイエルよりもバーナムでピアノに入門する人が多いようなので)

並行して、好きな曲が弾けるようにもなりたいので、

などなどした。 当然どれもちゃんと弾けるはずもなく。あれこれ試行錯誤を続けていた。

ピアノの練習(現在)

今使っているピアノを購入してから1年4ヶ月。 よくわからずとも続けてみるもので、色んなものを触っていると自分のレベルというのもがよくわかってくる。

  • 楽譜は初級〜初中級と銘打ってるのものを選ぶと、大きなストレスなく演奏が行える
    • 細かい難易度はアテにならない(黒鍵がおおい調などによって大きく難易度が変わる)
  • バーナムはすごく効果が高い
    • 各曲が短く、サクサクと習得できる
    • 1巻終わったあと、2巻の途中、2巻終わったあとで比べると、随分楽に曲が弾けることを感じる
      • (終わった…というのも判断する人がいないので個人の判断になっているのが不安ではあるのだけど)
  • ハノンは意外と難易度が高い
    • 筋トレのようなものなので、毎日続けるべきだがなかなか難しい
    • 20番まで覚えはしたが、ちゃんと指を独立してテンポに合わせ弾こうと思うと、未だハノンNo.2でテンポ74がギリギリ
    • 曲になっておらず音楽的な解釈を行いにくいので、力の入れ方がわかりにくい
      • メトロノーム入れつつテンポキープは絶対
      • 中指、薬指あたりでたいてい遅れるのだけど、遅れたときに後で帳尻をあわせるようなことをなるべくしない意識が必要
      • 音量はpくらいの強さで、テヌートで弾くのを基本として、時折アーティキュレーションを変更して弾くのがいい
  • ツェルニーがすごく楽しい
    • リストやショパンのお師匠さんっぽい?
    • まだ7番までしか弾いてないけど、それぞれがちゃんと曲になっていてすごく楽しい
      • こうしたほうが楽しいなぁとか考えながらできる
    • それぞれの曲が短く、繰り返しが多いので反復練習になる
      • 繰り返した後はクレシェンドをそこまでしないように弾いたりとか
  • ブルグミュラーは基礎総集編
    • 曲ごとに求められるスキルがはっきりしている
      • 例えば小さな集会だと3度の和音がはっきり上手に基礎で引けてないと手をつけられない
      • 例えば牧歌だとバーナムの「懸垂の練習」とかがちゃんとできてないとテンポキープが難しい
    • 自分が何ができて何ができないのかがよく分かる
  • バッハは難関だが通るべき道
    • ツェルニーを代表として、多くの曲は左手が支えになるので、あまり動かない
      • バッハは左手も主旋律になるので、苦手が露呈する
      • 逆にバッハができれば左手の苦手意識が大きく減りそう
    • 左手と右手の掛け合いがあるので、強弱の付け方も色々学べる
    • 作曲としてのテクニックも学べる(らしい。和音、和声、弱起、とか?よくわかってない)
    • インベンションと小プレリュードと小フーガは買ったが、プレインベンションを買うべきか悩ましい。。

まとまらないまとめ

自分の頭を整理するために、今練習している範囲で思いつく限り書いたけど、 結構考えてることあったんだな。。とか思った。

完成度を高めるため、自分の考えの間違いがある・ないを確認するためにも これを誰かと共有しつつ進めたいなぁ…と思うなどした。 誰かにピアノを教えて貰いに行きたいなぁ。