ふと、カリタのコーヒーミルを1年以上使ったなと思い出したので、また別の抽出方法を試したくて、モカエキスプレスを買った。買ってまだ数日だけど、調べたことメモしておく
名前について
モカエキスプレスという名前は商品名のようで、ビアレッティの公式ページにmoka expressの記述がある。ただ、一般名称は少し違って、英語だと モカポットになっている。日本だと、マキネッタ(macchinetta)という名前が一般名称の様子なんだけど、ググっててもこの名前使われたり使われなかったりしてて、いまいち統一されてない感じがする。海外サイト当たってみたけど、少なくともあんまり海外でよく使われている言葉ではなさそう。一応macchinetta - Wiktionaryとか伊英辞書には coffee maker
と出てくるので、通じないものではないのかも?
関係ないけど、
- オーストラリアメルボルンには、Macchinettaというお店もある様子。
- 最近NTTが、Webアプリを作りやすくするMacchinettaフレームワークというのを出したらしく、語源探るのさらにややこしくなってる感はある…。多分日本向けの堅牢なフレームワークなので、大きな古き良き会社向けのものっていう雰囲気。
仕組み
ビアレッティの商品ページのMore Detailsに、上記の分解画像がある。簡単に言うと、⑧バスケット(Funnel)にコーヒーを入れ、⑨タンク(Heating Vessel)に水を入れた後、組み立てて直火で加熱すると、④上部(Coffee Collector)にコーヒーが入るようになってる。日本語名は説明書のものなので、半分公式名だと思ってはいる…ものの、発売元がストリックス デザインというところになってて、そこの説明書のようなのでよく分からない。(分かりやすいけど「上部」って…。)
Coffee Collectorに集まる仕組み自体は、Moka pot - Wikipediaにある上記の画像がめっちゃ分かりやすいw
細かい作り方についてメモ
なんか初めて買う時に知っておくことがあったので、それに関していろいろメモしておく。個人の感想です。
購入すべきもの
僕は下記を購入した。
- モカエキスプレス本体(3カップ)
- ガスバーナープレート
- 安いコーヒー豆(深煎り。業務スーパーのものとか)
- コーヒーミル(粗さを調整出来るもの) (これは元々持ってたけど、一応)
ビアレッティのモカエキスプレスは、1, 3, 6, 9, 12カップがある。各カップ毎のml換算は、ビアレッティの商品ページのMore Detailsにある(3カップだと200ml)。僕は夫婦で飲むので、3カップにした。結果的には正解だったと思う。
気をつけないといけないのは、モカエキスプレスは直火式なので、IHには対応していない。説明書には 使える熱源は、ガスコンロ・電気コンロ・ハロゲンヒーター
とある。オール電化だと買ってからガスバーナー買う必要が出てしまうかも。
あと、アルミかステンレスかは意見が分かれる様子だけど、アルミを買った。Amazonに「アルミは健康への害がある」というレビューが上がってたけど、安全の閾値の話で賛否両論のようで、一概には危険とは言えない様子(害ある派、問題ない派)。個人的には害がある、というのは気にしすぎかなと。医学的に有害と認められた例がほぼ無いのでは。
ガスコンロの場合、ガスバーナープレートはほぼ必須。モカエキスプレス意外と直径が小さくて、ガスコンロには乗らない。お湯沸かすようの所でも乗らない。僕は東彼セラミックスのガスバーナープレートを買ったけど、どれでも良いかと思ってる。
安い コーヒー豆をリストアップしている理由は、最初モカエキスプレスを買った後は、説明書によると「コーヒーを入れて捨てる」工程を3回程度繰り返さなければならないため。説明書では「慣らし作業」としか書かれていないけど、これはどうやら、容器の金属臭を防ぐためらしい(モカエキスプレス - Wikipediaより)。良いコーヒーは高いので、慣らしで良いコーヒーを使いたくないなあ、というのが本音。ただ、余っても同じ豆でドリップとの違いを試したかったのもある。
コーヒーミルは、豆の粗さを調整するために使う。モカエキスプレスでは、基本的に極細挽きを使用する様子(UCCのサイトより)。ただ、極細挽きだと目詰りする(こことかこことか、他にも。)という情報があり、やらないほうが良いのか?
作り方
- タンクに水を入れる
- 安全弁(Valve)の下まで入れる。モカエキスプレスのタンク自体にも線が書かれているので、どこまで入れるべきかは分かる
- コーヒーをバスケットに入れる
- タンクと上部の間がネジのようになっているので、しっかりと締める
- 一度締めすぎるのもアレかなと思ってちょっと緩めにしたらコーヒー一滴漏れてきて焦った
- パッキン(Gasket)は消耗するので、半年目処に交換、とのこと(説明書より)
- 火を付けて、コーヒーが上部に上がってくるまで待つ
- コーヒー上がってきたらすぐ火は止めること
- 大体3-4分くらい。時間は調べて、タイマーかけるようにしたら良いかも
- 火の強さは弱。火は強くないほうがおいしい気がする
- 一度中火程度でやったら、持ちての付け根の部分が若干溶けた…。
- 終わったらコップに入れる
- 中細挽きで入れた時、結構下に粉が溜まることがあったが、細挽きにしたらあまりわからなくなった。理由はまだ不明。これから調べる
いろいろ調べるの楽しい。美味しい淹れ方もっと調べたいな。
(2018-03-26: 誤字脱字及び推敲)