Cent OS 7 で Minecraft Overviewer使ってみた
Minecraft Overviewerとは、MinecraftのワールドをGoogleMapっぽく、ブラウザで表示できるようにするためのものです。マインクラフトをGoogleマップっぽく表示できるツール「The Minecraft Overviewer」 - GIGAZINEで知った。Gigazineよりも前の記事あるし、結構前からあったんですね。
結果として静的ファイルが出来上がるのも特徴。出来上がったフォルダの中に、index.html
があり、それをブラウザで開けば表示される感じ。もちろん、FTPでサーバにアップロードしてみんなで見ることもできます!
こんな感じ
上記は、The Lord of The Ringsのローハン。これは超デカイマップなので、ビルドには1時間、サイズは2.2GBになったけど、通常マップでは数分でおわるます。
使い方
Installing — Overviewer 0.11 documentationにインストールあります。
# 1. overviewer.repoをダウンロード $ sudo wget -O /etc/yum.repos.d/overviewer.repo http://overviewer.org/rpms/overviewer.repo # 2. 編集して書き換え $ sudo vim /etc/yum.repos.d/overviewer.repo baseurl=http://overviewer.org/rpms/$releasever/$basearch ↓ baseurl=http://overviewer.org/rpms/latest/$basearch # 3. Minecraft Overviewer インストール $ yum install Minecraft-Overviewer
1.
ですが、公式ページではwget
でダウンロードしてます。ただ僕はcurl
派なので、sudo curl -o /etc/yum.repos.d/overviewer.repo -L http://overviewer.org/rpms/overviewer.repo
で入れました。
2.
では、ファイル内の$releasever
をlatest
に書き換えてます。これはCentOS 7に正式に対応してなくて、入らないからです。
Minecraft Overviewerのrpm一覧に、7
が出てきたらここを書き換える必要はないと思いますが、公式のIssue #1204みた感じ対応するつもりない気もしますね。。
configファイルを書く
ビルドする際、ビルドに関する設定ファイルを指定するんですが、まずはそのファイルを作ります。
最初はThe Configuration File — Overviewer 0.11 documentationを見て作成するのが良さそうということで、今回は下記で作りました。
worlds["Rohan"] = "/home/user/Dev/minecraft/overviewer/Rohan_Divici/Rohan" renders["normalrender"] = { "world": "Rohan", "title": "The Lord of The Rings - Rohan", } texturepath = "/home/user/Dev/minecraft/textures/1.8.9.jar" outputdir = "/home/user/Dev/minecraft/overviewer/rohan"
worlds["Rohan"]
では、ワールドの場所を指定します。worlds
の添字部分に指定した文字列(今回はRohan
)と、renders
のworld
に指定した文字列は合わせましょう。
texturepath
は、クライアント側にインストールしているマイクラ本体のjarを指定します。それぞれおそらく下記のパスにあると思います。
- Macだと、
/Users/myuser/Library/Application\ Support/minecraft/versions/1.8.9.jar
- Windowsだと
C:\Users\myuser\AppData\Roaming\.minecraft\versions\1.8.9.jar
outputdir
は、ビルドした結果を保存する場所です。
ビルド開始
overviewer.py
というコマンドが使えるようになっています。下記でビルド開始しましょう!
overviewer.py --config=/home/user/Dev/minecraft/overviewer/config
カップラーメンが湧く頃には、みなさんの素敵なワールドが一望できるようになってることでしょう!